民間救急と介護タクシー違いはあるのか
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2020/07/20
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ほとんど違いはありません。これは個人的な意見ではありますが、意外と知られてないことでもあります。
本当に民間救急と呼ばれる事業所に任せるだけで安心なのでしょうか?
良く勘違いされるのですが民間救急は救急って呼ばれているので、医療従事者が対応し救急車と同じことができたり、緊急走行ができると思われていることがあるのですが、それは間違いです。
各自治体で多少違いはあるものの、東京都での例を出します。
【見た目】
救急車を間違えられるような見た目はNG。サイレン及び赤色灯はつけられない。
【車内装備】
ポケットマスク、包帯、ガーゼ、タオル、絆創膏、まくら、敷物、担架、消毒薬、体温計、はさみ、ピンセット、手袋、マスク、汚物入れなど。
このようにAED(自動体外式除細動器)や酸素ボンベや吸引器やベットサイドモニターなど医療資機材は車載する義務はありません。
【乗務員】
ヘルパー2級程度と乗務させるよう努める。
【東京消防庁OBによる講習】
1日から2日かけての主に一次救命処置の講習。特殊な器具や医療品は用いずに行う救命処置であり、胸骨圧迫と人工呼吸からなる心肺蘇生法(CPR)、そしてAEDの使用したり、異物の除去を中心とする内容。要するに自動車免許を取得する際に受ける講習の少しレベルアップしたものだ。
【まとめ】
これらで分かるように私は現状の民間救急では満足いくサービスが提供できないと考えます。民間救急ではやれることに限りがあり、限界があります。弊社では利用者様を少しでも安心して、安全に移送するために適材適所に看護師や救急救命士を同乗させ、必要な医療資機材も揃え、10年以上の現場の経験を活かし融合することによって快適な移動空間を提供できると考えます。