コロナ後遺症
新型コロナウイルスに感染後、療養して無事に治療したとしても後遺症が残ってしまうことがあるかもしれない事をご存じでしょうか?
1、陰性後も症状が続く場合がある
日本では最近になってようやく日本呼吸器学会が後遺症について調査をはじめた所です。ですがイタリアなどヨーロッパの研究によると治療後も様々な症状が続くことが分かってきました。
回復した人の約3割に何らかの症状が残っていることが発表されており、新型コロナウイルスのさらなる脅威があることが証明され始めています。
後遺症は高齢者だけでなくどの世代でも、男女も関係なく老若男女問わず注意しなければなりません。
2、どんな症状が残りるのか?
実際に感染症患った患者さんたちの証言や欧米諸国の情報を紹介します。
最も多いのものが肺の後遺症です。芸能人の方も動画サイトでおっしゃっていましたが胸のあたりに違和感があり「持ちギャグ」を披露するも声が出ずらい、かすれてしまう。息苦しくて日常生活にも支障をきたすケースがあるほか、肺線維症という基質的変化を引き起こす恐れがあり、肺に完治不能な障害を受ける可能性が指摘されています。
気分障害や認知障害があります。イギリスの調査によると記憶障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、うつ病、不安、不眠症などの精神障害を回復した後も数年先まで続く可能性があると発表しています。これは日本の大学病院でも同じ結果が出ています。
ドイツでは腎臓への後遺症が指摘されています。アメリカでも同様の報告があります。
その他にも味覚障害や嗅覚障害も治療後も続く傾向があると報告されています。感染することで味覚や嗅覚を司る神経や細胞が破壊され、それが修復されるまで時間がかかると言われています。
さらに発熱してないのに倦怠感が持続する、手足に湿疹ができるなど症状は多岐にわたります。
このようにウイルスが発見されてから数か月たちますが、まだまだ未知の感染症であることは変わりありません。一人一人が感染しないように新しい生活様式を再徹底し一刻も早く平穏な日常が戻ることを願うばかりです。
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