聴診器 ~パル移送サービスの資機材紹介~
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2020/10/16
ブログ
聴診器で何が分かるんだろう?
主に胸の音を確認するのですが、特に二つの音を聴いています。
それは肺の音と心臓の音です。
【肺の音】
肺を聴くときは、息を吸ってる時の音と吐いた時の音を聴きます。呼吸をするとき、空気は鼻と口から入って、気管、気管支に入って肺の中まで届きます。肺で空気の中の酸素を貰って、二酸化炭素を吐き出します。息を吐き出すときは、空気は肺から気管支、気管、口と鼻に行って、体の外に出ます。 この空気の流れを聴診器で聴いて、病気の診断をします。
【心臓の音】
心臓の音を聞くときは、大きく2つの音を聞きます。一つは心音、もう一つは心雑音。心音と心雑音は別ものです。
だから、心音そして心雑音とを別々に分けて聞きます。
心音 は「音の大きさが普通より大きい、小さい」「閉まる時間が普通より早い、遅い」で病気が分かります。勢いよく閉まると大きな音がするし、入ってくる血液の量が多いと、心臓の弁が閉まるのに時間がかかるのです。
心音を聴くだけで診断できる病気もあります。
心雑音は血液が流れる方向に乱れが生じると、乱流になって雑音が生まれます。その大きさは高さと圧の差が大きいほど、大きな音になります。そして、流れる量が多いときも大きな音になります。
心音と心雑音の組み合わせで、心臓の病気がわかります。
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